嫌厭(読み)ケンエン

デジタル大辞泉 「嫌厭」の意味・読み・例文・類語

けん‐えん【嫌×厭】

[名](スル)きらっていやがること。嫌悪。「嫌厭の情」「蛇蝎だかつのごとく嫌厭する」

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精選版 日本国語大辞典 「嫌厭」の意味・読み・例文・類語

けん‐えん【嫌厭】

  1. 〘 名詞 〙 きらっていやがること。いやになること。
    1. [初出の実例]「阿姉(〈注〉ねいさん)に嫌厭(〈注〉フラレテ)されて、鼻汁郎と為る者は」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉五)
    2. 「批評家の態度に対しては、嫌厭(ケンエン)の情を禁じ得なかった」(出典:雲のゆき来(1965)〈中村真一郎〉三)

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普及版 字通 「嫌厭」の読み・字形・画数・意味

【嫌厭】けんえん

いとう。

字通「嫌」の項目を見る

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